皆さんこんにちは、天城ハコネです。
作業中に複数の番手の紙ヤスリを使っていると、どれがどの番手なのか判らなくなる事ありませんか?
そこで今回は、紙ヤスリの裏面に番手を表示するためのスタンプを紹介していきます。
●ウェーブ 紙やすり番手スタンプ【ローラータイプ】
ウェーブの「紙やすり番手スタンプローラータイプ」
転がすだけでスタンプすることが可能で、予めインクが浸透済みなのでスタンプ台が不要。
模型製作で多用する、#400 / 600 / 800 / 1000 / 1200用の5種があります。
※[2024年12月現在、生産休止で入手困難になる可能性があります。]
ローラータイプなので転がすだけで印字でき、紙ヤスリの隅々まで素早く印字できます。
また、裏面が暗い色の紙ヤスリでも、比較的、印影が見やすくなっています。
大変便利なアイテムですが、以下の欠点があります。
・インクが完全に乾くまでが長く、1週間前後掛かる。印字した紙ヤスリのストックが無い場合、スグに使おうとすると困ることに。
・スポンジヤスリなどの非吸収面には使えない。
・180~320番、1500~2000番の番手のラインナップが無い。
このように、長所、短所があるので、次はこの短所をカバーしてくれるスタンプを紹介していきます。
●シヤチハタ 「タート 強着スタンプ台 多目的用」「柄付ゴム印 連結式 数字」
シヤチハタ の「タート 強着スタンプ台 多目的用」と「柄付ゴム印 連結式 数字」
金属やプラスチックなどの非吸収面にも印字が可能で、乾燥が早い油性顔料系インキを使用した「タート 強着スタンプ台 多目的用」
好きな数字やアルファベットを組み合わせて連結が可能な、「柄付ゴム印 連結式 数字」
ほとんど紙ヤスリの番手に対応できるように、1、2、3、4、5、6、8を1個づつ、0を3個購入しました。
「紙やすり番手スタンプ」では印字が定着しなかった、スポンジヤスリの裏面に使用してみます。
写真にあるミネシマ「プラモのためのスポンジ研磨シート」は、弾力のあるスポンジと、長持ちする研磨面が特徴でお気に入りなんですが、見ての通り裏面には数字も無く、番手によって色の違いも無いので識別しづらいです。
スタンプローラーでは無いので、頑張っていっぱい捺印します。
スポンジに捺印しても、ちゃんとインクが定着して、数分で指触乾燥するのでスグに作業を開始できます。
水研ぎに使用しても、インクが滲んだり掠れたりすることも無いです。
様々な番手やヤスリの種類を選ばずに使用できますが、上にも書いた通り、大量に捺印しなければならないので、それが欠点になります。
ただ、それ以上のメリットと使いやすさがあるので、一度使ってみては如何でしょうか。